古いお守り、どうしていますか?返納方法と神社マナーを徹底解説!

ぶろぐ

初詣に行くたび、新しいお守りや御札を受ける方も多いのではないでしょうか。

一方で、前年のお守りや縁起物をどう処理すればよいのか悩んだ経験はありませんか?

「古いお守りをどうしたらいいのか分からない」「間違った返納をしてしまったかも…」
そんな疑問や不安を解消するために、今回は古いお守りや御札の正しい返納方法と、知っておきたい神社マナーを詳しく解説します!


返納所とは何か?

返納所は、神社で受けた古いお守りや御札、縁起物を感謝と共に納める場所です。

神職がこれらを丁寧にお焚き上げし、祈りを天へと届ける神聖な儀式のための施設です。

返納所に収められるもの

  • 神社で受けたもののみ
    • お守り
    • 御札
    • 破魔矢
    • 熊手
    • その他の縁起物

1年を目安に、感謝の気持ちを込めて返納するのが一般的な作法です。

新しいものを迎える前に、まずはきちんと古いものを処理しましょう。


返納所で守るべきルール

1. 他の宗教のものは納めない

お守りや御札を受けた神社や寺院ごとに作法が異なるため、お寺で受けたものはお寺に返納してください。

例えば、「○○稲荷」と名前が付いていても、場所によっては神社ではなくお寺の場合があります。

宗教ごとの考え方や儀式が異なるため、正しい場所に返納することが重要です。


2. 生ものは絶対NG

正月飾りや鏡餅、生もの(特にみかんなど)は返納所に収めるべきではありません。

正月飾りや鏡餅の正しい扱い方

  • しめ飾り・門松:家庭で処分(自治体のルールに従う)・とんど(どんど)焼きや左義長など
  • 鏡餅:ご家族で召し上がる(これが正式な作法です!)

鏡餅を食べることで、神様との交流を深め、家族の絆を強める意味があります。

3. 人形・ぬいぐるみは事前相談を

人形やぬいぐるみは、神社によって対応が異なります。

返納所ではなく、直接神社に相談してください。


4. 神棚は返納所に入れない

神棚も返納所に収めるべきではありません。

特に扉付きの神棚や陶器の付属品はお焚き上げが困難なため、事前に神社へ相談しましょう。

神棚を処分する際の注意点

種類や素材によって対応が異なるため、神社に問い合わせて正しい方法を確認することをおすすめします。


返納時の注意点:神社からのお願い

1. 注意書きを必ず読む

多くの神社では返納所や返納箱に注意書きを掲示しています。たとえば以下のような内容です:

  • 「正月飾りや生ものはお断りしています」
  • 「他の宗教のものはご遠慮ください」

これらを確認し、正しいものを返納するよう心がけましょう。

生ものや不適切なものが入っていると、神職の方々が大変困ってしまいます。


2. 納める際は感謝を込める

返納所は、「捨てる場所」ではなく、「納める場所」です。
**「1年間守っていただきありがとうございました」**という感謝の気持ちを込めて、静かに納めましょう。


迷った場合はどうすればいい?

「これは返納しても良いのかな?」と迷った際は、神社に直接お問い合わせください


神職からのお願い

返納所に不適切なものを収めると、以下のような問題が発生する場合があります:

  • お焚き上げができず処理に困る
  • 他の参拝者への迷惑
  • 神職の方々の負担増加

皆さま一人ひとりがルールを守ることで、より多くの方が気持ちよく参拝できる環境が保たれます。


まとめ:正しい返納で新しい1年を始めよう

お守りや御札を返納する際は、次のポイントを心がけましょう:

  1. 神社で受けたものを1年を目安に返納する
  2. 注意書きを必ず読む
  3. 生ものや不適切なものは入れない
  4. 感謝の気持ちを忘れずに

返納所は、神様との絆をつなぐ神聖な場所です。

正しい作法で古いものを送り、新しい1年を迎えましょう。


困ったらお気軽にご相談ください

当神社では、お守りや御札の返納についてのお問い合わせを随時受け付けております。お

気軽にご相談ください。

皆さまの正しい返納と、素晴らしい新年のスタートを心よりお祈り申し上げます。

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