今日は、神道のお葬式についてお話しします。
神道のお葬式とは?
神道のお葬式は、仏教のお葬式とは異なる特徴と流れがあります。
それでは、その詳細を見ていきましょう。
枕直しの儀
死後、ご遺体を納棺して、賓室(ひんしつ)表座敷などに移します。
北枕にして、白布で顔を覆い、枕頭(ちんとう)枕元に枕屏風をたて、守刀をおいて、灯火を点します。
さらに案という台を設けて、御供えをします。
納棺の儀
哀傷の中にも手落ちなく諸儀をすすめ、なるべく早く慎ましやかにご遺体を棺におさめる。
柩前日供の儀(きゅうぜんにっく)
納棺の儀が終わって、埋葬の日まで、毎日朝夕、生前と同じように食事を御供えします。
墓所地鎮祭
新たなに墓地を選定して、墓所を築く場合には、地鎮祭をおこないます。
またすでに墓所が定まっている場合は、お祓いをおこないます。
通夜祭
夜を徹して個人の御霊をなぐさめることです。
故人のそばにおいて、生前同様に礼をつくして、手厚く奉仕する重義であって、葬場祭の前夜に行われることが多いです。
遷霊祭
遷霊祭は、故人の霊魂を霊璽(霊璽)に遷し留める祭儀でもあります。
人は死ぬと、遺体は墓所に埋葬され、霊魂は霊璽に遷し留められて、家の霊舎(みたまや)に安置して、永く家の守り神様として祀られます。
そのために、ご遺体から霊魂を霊璽にお遷りいただくのが遷霊祭です。
神道のお葬式の意義
神道のお葬式は、故人の霊魂を敬い、家族や親族が故人を偲ぶ大切な儀式です。
それぞれの儀式は、故人の霊魂を安らげ、家族や親族が故人との別れを受け入れ、新たな生活を始めるための一歩を踏み出すためのものです。
まとめ
神道のお葬式は、故人の霊魂を敬い、家族や親族が故人を偲ぶ大切な儀式です。
それぞれの儀式は、故人の霊魂を安らげ、家族や親族が故人との別れを受け入れ、新たな生活を始めるための一歩を踏み出すためのものです。
コメント